NHK「ラジオで! カムカムエヴリバディ」掲載「意味順で学ぶ英文法」
第二回 文法用語を介さずに英文をつくる
だれが/する(です)/だれ・なに/どこ/いつ、に文の構成要素を当て嵌めていくと、ほとんどの英文は7つのパターンに分類できるそうだ。
パッと見て疑問なのは、これだと
- I am Akira.
- They met Mr. Smith.
この二文がどちらも「だれが/する(です)/だれ」になり、違いがない。従来の文法だと動詞のあとは補語か目的語かでまるで違う。
また、例文にはないが
- We are alone.
のような文では、aloneは「だれ」なのか、「なに」なのか?
追記(2022-02-18)
読み直してみた。この節の主眼は、パターン分けではなく、「だれが/する(です)/だれ・なに/どこ/いつ」という構成順序に、ほとんどすべての英文が当て嵌まる(オプションとして「どのように/なぜ」)ということが言いたいようだ。