NHK「ラジオビジネス英語(2021)」ストリーミング。
Lesson 12〔E-mail〕(1回目)
- ミーティング後のフォローアップ
元の英文は確かにいまひとつだが、修正後もモヤモヤが残る。一番肝心なのは、最後に触れられている「経営陣は本プロジェクトにとても期待している」は冒頭にバーンと書くべきではないか。その上で「予算は無尽蔵ではないから、超えるようなら事前に連絡を」とくれば話もつながる。本社決定の詳細ファイルのことなどは最後に記せばいいのだ。
Master Business Words of Foreign Origin
外国人観光客のことを「インバウンド」と言い始めたのは最近のことで、厭な言葉だと思っていた。文字数も6文字で変わらないし、なんでわざわざカタカタ言葉にするのかと。
英語では観光に限らず方向を示す場合に幅広く使われる。英辞郎では
- inbound (a) = 〔航空機・列車・船などが〕入ってくる、到着する、入庫の、帰航の、本国行きの
- outbound (a) = 〔航空機・列車・船などが〕外国行きの、市外に向かう
とあって、テキストにも All outbound flight from Haneda Airport などの例が載っているが、それ以外にも、訪問販売・電話販売などをoutbound marketing、websiteなどをinbound marketingというそうだ。面白い。自分の知る限りでは15~20年くらい前は、push marketing、pull marketingと言われていたはず。そして、push式は迷惑だからこれからはpull式を主流にしないと、とも盛んに言われていたが、いまだに言われ続けているということは、outbound marketingは廃れないんだなあ。