恐れず侮らず

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中学英文法を修了するドリル/Lesson 23

Lesson 23

  • 38点。最低点を更新してしまった。
  • peopleは複数扱い。だから People was... は間違いで People were... としなければいけない。これは確信を持って間違えた。
  • 直接話法から間接話法への書き換え:say to 人→tell 人に動詞が変わる(そういえば中学生の時に倣った記憶が)。さらに話の中身がpleaseを伴う命令文の場合はaskになる(これは知らなかった)。正直、pleaseがついたくらいでていねいさは感じないので、それを機械的にaskへ変換というのは疑問を感じるが、テストで、pleaseのついた命令文を間接話法に書き換えろと言われたら、これはsayをaskにしろ、ということだな! と思えということだろう。

「英語の要点」より引用(「話法の転換―命令文の場合」)

sayを内容に応じてtell; order; request; ask; beg; advise; forbid; etcに変え、命令動詞をto不定詞にする。

  • The doctor said to me, "Don't drink too much." -> The doctor advise me not to drink too much.

pleaseが用いられている場合は動詞をask, begに変える。

  • He said, "Please be quiet, boys." -> He asked the boys to be quiet.

Let us... は動詞をpropose, suggestに変えてthat... と続ける。

  • He said, "Let us take a walk." -> He proposed that we should take a walk.

say, tellのニュアンス。「英語基本語義辞典」より引用

  • say: 思考・情報を言葉にして発すること。sayという行為の場面に相手(聞き手)が登場してくると、sayはそのままtellという行為になる。
  • tell: 思考や情報を言葉にして発し、相手に伝えること。聞き手とともに、話す内容が意識される。

間接話法に変換する時に、「to 人」がなければ「say」のままだが「say to 人」なら「tell 人」に変わる、のではなく、もともと「say to 人」と「tell 人」が同じ意味なのだ。

ていねいさの度合い

次のような文を考える。

  1. Could you please open the window?
  2. Can you open the window?
  3. Please open the window.
  4. Open the window.

だんだんていねいさの度合いが下がっている。1と2の間に Could you please open the window? や Can't you open the window? を入れてもいい。そうすると3はさらに下がる。要は please を伴った命令文3は、4よりはワンランク上ではあるが、あまりていねいな表現とは言えないということ。

自分の印象では、1は上司・先生・お客様などにお願いする時。2は親しい友人にお願いする時。3は上司が部下に、先生が生徒に指示している感じ。4は話し手と聞き手がよほど親しいか、話し手が比較的ラフな口の利き方をする人か、切羽詰まっているかで、あまり一般的な表現とは言えない。

というわけで、「pleaseがついたらask」と機械的に変換することには納得がいかないが、現実には、内容に応じて order, request, ask, advise を使い分ければいいということだろう。


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