恐れず侮らず

英語の勉強を始めましょう

ラジオ英会話2023(24-01-16)

クリスの英語でよもやま話(34)

  • Words have no meaning!(言葉には意味がない!)

「犬」という言葉は、ある人にとっては最高の友人であり、ある人にとってはうるさい動物を意味する……という例が挙げられているが、これは言葉の問題とは切り離して考えるべきではないか。言葉の役割は、「犬」と言った時に双方が同じ犬の種族のことを認識できることであり、その「犬」に対しる好悪は別問題だと思うのだ。

英単語は語源でニャンとかなる (22) ゆらゆらしている言葉②

  • duo(2)
    • doubt(疑う)←ふたつのうちどちらだろうか
    • double(2倍、あいまいな)
    • duet(二人で歌うこと)
  • revenge(復讐、仕返し)

日本語のリベンジは再挑戦という意味でよく使われるが、英語は「復讐」「仕返し」の意味、との説明があり、驚いた。revengeはあくまで「復讐、し返し」ではないかと思うのが、思い返せば松坂大輔がデビュー直後(1999年)、マリーンズのエース黒木知宏と投げ合って負け、試合終了後に「リベンジします」と言ったこと、その次の黒木知宏との対決では完封勝ちしたことから、この「リベンジ」が流行語となった。そしてみんなが何にでも使うようになった結果、意味が軽くなったわけか。松坂自身は、それなりに強い決意で仕返しを誓ったのだと思うが。

本コラムの例では、登山に失敗して再挑戦を誓う人は I will take revenge. ではなくI will try again. がいいとあるが、登山は意味の強弱というより、相手がいないからrevengeはおかしいよな。

ちなみに(二度目の対決で)負けた黒木知宏が言った、「松坂クンは末恐ろしいというより、既に恐ろしい」というのは名言だと思うが、その後、取り上げられたのを見たことがないのでここで書いておく。

戦国武将列伝 (34) 丹羽長秀

桶狭間」以前から信長に仕え、浅井攻めで功を立てて佐和山城主となり、若狭国が与えられて織田家臣で最初の国持ち大名となり、安土城を築城し、織田家次席家老となり、本能寺のあとは秀吉とともに山崎で明智光秀を破るなど、華々しい戦績を誇る人物だが、どうにも印象が薄い。大河ドラマも、「江」では江連健司、「軍師官兵衛」では勝野洋、「麒麟がくる」では松田賢二、「どうする家康」では福澤朗が演じたが、全く記憶にない。映画「清須会議」で小日向文世が演じた五郎左が光る。

ながめる英語図鑑 (34) 水族館をながめる

  • sealはアザラシか。せいうち(walrus)はビートルズでおなじみ。



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