恐れず侮らず

英語の勉強を始めましょう

ビジネス英語2021/L15(1 time)

NHK「ラジオビジネス英語(2021)」ストリーミング。

Lesson 15〔E-mail〕(1回目)

  • 採用面接の準備

お礼(やお詫び)を言い過ぎない、というのは適切なアドバイスだと思う。内容がわかる件名にする、というのは、日本語のメールであっても心がけるべきだが、アドバイスとしては間違っていない。だが、自信のなさが伝わらないよう、前向きの文章にする、という「指導」はどうだろうか。

本当は自信がないわけではないのに、これでは自信がないように受け取られてしまう、というのであれば、文章を変えるべきだが、本当に自信がない場合は、それを隠しても意味がない。自信がないからこそ、ちゃんとチェックしてほしいとお願いしているわけだから、シルビアが「高志は自信あり」と誤解して(チェックを甘く済ませて)はトラブルにつながりかねない。

Master Business Words of Foreign Origin

「レガシー」は、僕のいるコンピュータ業界では「古い規格」の意味で使われることが多い。コンピュータにおける古い規格は、「それを捨てれば高速・高機能が実現できるが、互換性のために残しておかなけばならないもの」なので、いいイメージはない。テキストには「レガシー」は「遺産・財産」のことだとあり、それだといいものなんじゃないの、とちょっと違和感を抱いた。

Wikipediaによれば「時代にそぐわないという意味で使われることもあるが、一般に伝統など良い物でも悪いものでも関係なく使われる。日本では、2020年東京オリンピックパラリンピックの準備を進める2010年代半ば以降、使用頻度の上がった言葉」と説明されており、なるほどと思った。英辞郎でlegacyを引くと、遺産・財産のほかに「《コ》レガシー◆新しいものが出現したが、長年使われ、いろいろな事情で完全に捨てることができない古い技術や仕様など」という説明があり、自分の世界で使われていたのはこれだなと思った。


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