恐れず侮らず

英語の勉強を始めましょう

基礎英語1(2016)/Lesson 80

Lesson 80

  • 一週間の復習
  • 「あなたは肩が強いんですね」の英語表現として You have strong shoulders. が示されたけど、これに対する返事が "Thanks. I ppractice baseball every day." なのだから、ここでいう「肩が強い」は、ボールを遠くまで投げることができる能力を指しているのだろう。この能力は、英語では strong arm という。レーザービームのイチローは強い arm を持っているのであって強い shoulder を持っているのではないのだ。つまり、You have strong shoulders. は間違い。
  • なぜこのように表現が異なるのかというと、「肩」と「shoulder」は厳密には指す範囲が違うから。「肩」は腕の付け根の部分を含むが「shoulder」はもっと首に近い部分を指すようだ。投げる時に一番効く部位は shoulder ではなく arm に含まれるのである。
  • スポーツで使われる表現には独特のものがあり、そのスポーツに関心のある人以外は「どうでもいい」ことも多いが、今週のCAN-DOが「体の基本的な部位に関して言える」なのだから、ここは正確な解説が欲しかったところだ。
  • shouolder か arm かという点のほかにも、投げるのは左右どちらかに限定されるのだから、複数形はおかしい。両腕(両肩)とも強かったら(どちらの手でも遠投ができたら)、それはとんでもないことなんだから。