恐れず侮らず

英語の勉強を始めましょう

6月10日の進捗/入門ビジネス英語

UNIT 17

Opening:

Ed: In June, we'll be learning how to participate in business discusions. This is often very difficult for intermediate-level and even native-level English speakers.
Ed: Right, we will review strategies for getting into discussions as well as how to keep speaking when other poeple try to interrupt you.

After the skit:

Ed: Did you understand how Jimmy was telling Shinichiro what was important in a report?

End of program:

Ed: Everyone, if you don't want to study business English solo, please turn in again to our show.

  • intermediate = (a) 中間の、中程度の
  • afford = 〜する余裕がある

このUNIT 17は、この一年分のテキストの中でも、印象度では一、二を争う内容である。というのは、シンイチロウが上司のJimmyからいろいろと注意されているが、かつて自分もざんざん同じようなことを言われた経験があるからだ。

数値化しろ、数字で示せと言ったあと、Jimmyは「君は正しい問いかけができていない」と言って次のような話をする。

Jimmy: Look, if your wife went to Las Vegas, came home and said she won, what's the first question you'd ask?
Shinichiro: Why did you go to Las Vegas solo?
Jimmy: No way. The first question is "how much?"
(ジミー:君の奥さんがラスベガスから戻ってきて「儲かったわよ!」と言ったら、真っ先になんて訊く?)
(信一郎:「なんでラスベガスへ一人で行ったの?」)
(ジミー:違うだろ。「いくら?」って訊くだろ)

シンイチロウ君にとっては、いくら儲かったかよりも、奥さんが一人でベガスへ行ったことの方が気になるというわけ。たとえ話は、相手が趣旨をわかって受け止めてくれないと、話した方が脱力してしまうくらい、違う方向に転がってしまう。ここでもJimmyが "No way." と言った時のガクっとした気分はよくわかる。きっと、かつての僕の上司もそうだったに違いない。

それはそれとして、今回のReview Quizは4問とも不正解。全問不正解というのは、昨年も一回あっただけ。こういうことがあると、この一年ちょっと、これだけ時間をかけて勉強しているのはなんだったのだろうかという気持ちになってしまう。