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世界一わかりやすい英語の発音の授業/Chapter-18 - 20

関正生「世界一わかりやすい英語の発音の授業」を読む。

Part 5 英語の「三つのン」をマスターする

  • Chapter-18
  • Chapter-19
  • Chapter-20

英語の発音の説明を読むと、時として、日本語の発音が自分の意識・理解とまるで異なることに気づく場合がある。これが楽しい。

中学一年生の時に、[s]の音は「ありがとうございます」の「す」の音だ、と基礎英語の講師をされていた岩田一男先生から教わった時、驚愕したことを覚えている。「す」は[su]だろう、と発音してみると、確かに「ありがとうございます」の「す」は[su]ではなく[s]なのだ! 生まれてこの方日本語を読み書きしてきて、「す」と書いても[su]と発音する場合と[s]と発音する場合があることを知らなかった。しかも、知らなかったくせに、正しく発音できるのだ。

本書では、「サンバン」(3番)「サンカイ」(3回)「サンネン」(3年)における「サン」の「ン」の音が全部違う、という指摘は
少々驚いた。発音してみると、確かに違う。

ただ、これは「ン」の音自体が違うのではなく、それに続く音が違うために「ン」発音直後の下や唇の形が変わる、というだけではないかと思うのだが、「サン」で発音を止めた時の舌や唇の位置が三つとも異なるのは確かだ。

これはアレだな、「新宿」はShinjukuと書き「新橋」はShimbashiと書くとの同じだな。



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