NHK「中高生の基礎英語 in English(2021)」巻末コラム
「英語のソボクな疑問」第八回(11月号)
なぜAは「ア」ではなく「エイ」なのかという話。
英語は日本語の仮名と違って文字と発音が一致しない、と当初めから思っていたので、不思議には思っていなかった。慣れるに従い、規則性があることがわかり、ますます不思議に思わなかったが、ドイツ語だとAは「アー」で、こちらの方が多数派なのだそうだ。
aは単語の中では「ア」と発音されることもあるけど、lakeとかnameのように「エイ」と発音される場合もある。iは「イ」と発音されることもあるけど、like、timeなどは「アイ」と発音される。
lakeはもともとは「ラーケ」と発音されていたが、15世紀から18世紀にかけて、「ラーク」になり、「レイク」になったのだとか。
このコラムを読むたびにいつも不思議に思うのだが、なぜ数百年も前にどう発音されていたかが、今、わかるのだろう? 「録音」という技術はなかったはずなのに。そちらの方がよほど気になる。