関正生「世界一わかりやすい英会話の授業」を読む。
Part 3 「あいさつ」の表現がわかる
- Chapter-13
- Chapter-14
- Chapter-15
- Chapter-16
Part 4 「聞き取れない・話せない」ときの表現がわかる
- Chapter-17
- Chapter-18
- Chapter-19
- Chapter-20
Part 5 話すための「文法」がわかる
- Chapter-21
- Chapter-22
- Chapter-23
- Chapter-24
- Chapter-25
- Chapter-26
今日のお勉強
Chapter-13で、「久しぶり」の表現として、It's been a long time. と Long time no see. が出てきた。Long time no see. は「久しぶり」の意味の慣用表現だとずいぶん昔から(恐らく中高生の頃から)覚えていたが、数年前に「入門ビジネス英語」(だかなんだか)のコラムで、「こんな表現はネイティブは使わない、久しぶりはIt's been a long time.だ」というような記述を読み、驚愕し、「そうだったのか、これからはIt's been a long time……It's been a long time……」と必死で覚えた記憶があるのだ。*1
しかし、このブログを検索してみても、そんなメモは見当たらない。Long time no see.なら基礎英語で少なくとも2回、出てきた。(ブログは「検索」ができるので本当に便利だ。)
Chapter-14では How are you? に対する答え方の例が出てくる。30年近く前にオーストラリアに旅行した時、現地で知り合った女の子(Working holidayで滞在していた日本人)が、「知り合いに挨拶されると、つい I'm fine.と答えちゃう。I'm fine.以外で答えられるように練習しているの」と話していたのが印象的だった。のちに、ある本に「How are you? に対して I'm fine, thank you. 以外で答えられるようになったら、英会話の初心者は卒業だ」みたいなことが書いてあって、それは言えるかも、と思ったことを思い出す。つまり、説明を聞いて「なるほど、よくわかりました」ということと、実際にそれを使えるということの間には天地の開きがあるということだ。
Chapter-21で What do you do? という表現が出てくる。一応ていねいに説明してあるけれど、正直なところ、この言葉を聞いて意味がわからない人は、英文法の「現在時制」がまるでわかっていないということだから、文法のお勉強を一からやり直すべきだ。
*1:「高校生からはじめる現代英語」だったかも知れない。だとしたら、テキストはみな処分してしまったので、もう探せない。