関正生「世界一わかりやすい英会話の授業」を読む。
何年か前に「入門ビジネス英語」のテキストに関先生がコラムを連載していて、その説明のわかりやすさに驚いて、著作があるかと探したら「世界一わかりやすい~」シリーズがベストセラーになっている名物先生だった。僕の現役受験生時代の伊藤和夫先生みたいな方だろうか……? いろいろ著作は読んだが、このたび英会話の本も出されていることを知って読んでみる。
会話表現を丸暗記するのではなく、「相手の言いたいことを理解して会話のきキャッチボールをする」というのは、まさにその通りである。
Part 1 ネイティブの世界がわかる
- Chapter-1
- Chapter-2
- Chapter-3
- Chapter-4
- Chapter-5
- Chapter-6
- Chapter-7
- Chapter-8
今日のお勉強
関先生がメキシコに行った時の話が面白かった。「トモダチ!」「トモダチ!」と声をかけてきた物売りがいたそうだ。メキシコでは「アミーゴ!」と声を掛け合う習慣があるという。アミーゴは友達という意味。そこで「友達!」と声を掛け合う習慣が他国でもあると思って声をかけてきたのだ、という。
これはアミーゴは友達という意味だと教えた人が悪い。「アミーゴ!」と声を掛け合う習慣があるのなら、「アミーゴ!」は「こんにちは」という意味だと教えるべきだっただろう。「おはようございます」の英訳は「You got up early」ではなく「Good morning」なのだ。