恐れず侮らず

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入門ビジネス英語(2014)/受験英語はかく語りき(第14回)

すべてのルールに理由がある(2014年5月号)

  • 例題1:正解
  • 例題2:正解

受験英語という点では比較的ポピュラーな内容であり、正答は難しくなかったけど、解説を読んで驚いた。関正生先生がご乱心だ!

  • suggest (propose, insist, ...) that
  • It is necessary (essential, ...) that

このあとは、イギリス英語なら S+should+原形、アメリカ英語ならS+原形がくる。なぜか? という話で「S+should+原形」は仮定法現在だから、「S+原形」は命令形だから、という。

オレがおかしくなったのか、と思って手元の文法書ズ(複数形)を確認したが、すべて「仮定法現在は動詞の原形」となっていた。アメリカ英語が仮定法なんだ。that節中の原形が命令形だとする説も、仮定法現在がshouldだとする説も、初めて出会った。独特過ぎる意見だ。関先生の説明はわかりやすくて素晴らしいのだが、時々突拍子もないことをおっしゃるので、注意が必要である。

なぜ仮定法になるのかというと、that節の中は現実に「起きた」出来事ではなく、話者が想定していることだから、というのは、「コミュニケーションのための現代英文法(第15回)」(2017年6月号)に説明があった。



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