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ビートルズ作品解説の分類 (4)

ビートルズ作品解説 (4)

  • 初めて買ったアルバムは「ビートルズがやってくる、ヤァ! ヤァ! ヤァ!」だった。レコードにつきてきた歌詞カードを見ながら、暗記するまで歌ったものだ。そして、そのアルバムの曲だけを載せた楽譜集が販売されていたため、それも購入。ところが、楽譜集に載っている歌詞とレコードに付いている歌詞とが微妙に食い違うのだ。なぜこのようなことが起きるのか当時は理解できなかったし、どちらが正しいのかも食んだできなかった。
  • あとになってわかったことだが、ビートルズは、オフィシャルには「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」と「ホワイト・アルバム」の時だけしか歌詞を公開していない。それ以外のレコードについていた英語の歌詞は、(日本の)レコード会社の人が聞き取ったものなのだ。楽譜に載っていた歌詞は出版社の人が聞き取った歌詞だ。別の人が聞いているから、食い違いが生じてしまうのもやむを得ない、というわけである。
  • しかし、ビートルズの歌詞は、後期のジョンの作品などは、造語が混じってきたり、駄洒落のオンパレードだったりして、なかなか聞き取るのも困難であろうが、初期〜中期はシンプルな内容が多く、しかも彼らの発音は驚くほどきれいだ。「英語の得意な」人が聞いて、そんなに聞き間違うものなのだろうか。それとも音楽関係者には、英語の能力に関して「その程度」の人しかいないのだろうか。
  • 日本人がビートルズを知ってから50年以上。「これが正しい歌詞だぁ」という決定版が登場してもよさそうなものだが。なければ自分で作るしかないか。
  • 項目:across, act, admit, advantage, advice, affection, afraid, African, after, afternoon, again, age
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