恐れず侮らず

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  • Cinderella Episode Twelve

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  • Cinderella Episode Twelve

Note

最終回はどんなオチが待っているかと思ったが、何のひねりもなかった。メゾン・パンプキンのおばちゃんは、考えがあるって何を考えているのかと思ったら、レイカにもう一回ガラスの靴を履いて会社へ行けというだけ。たまたまレイカがメゾン・パンプキンを訪ねてきた日に、ケンがシンドー・モーターズにきていたのは偶然であり、彼女の靴がケンの目に留まったのは偶然の産物でしかないのではないか。

また、レイカがいったん拒否したケンの求愛を受け入れたのは、幼馴染のケンと同一人物だとわかったから……? ただそれだけ……? 過去がどうあれ、今のケンがレイカにとって雲の上の人であることに変わりはない。ケンの愛はあるいは本物かも知れないが、グリム・モーターズの社長夫人として今後生きていくのは大変だぞ。それよりダイスケはどうした? 常にレイカのことを親身になってくれたダイスケは、最終回でひと波乱あると思ったが……

そもそも、これでレイカもやっと幸せになれた、という表現が気に入らない。工場で真っ黒になって働き、収入を得、そのお金で弟妹たちの生活を支えるのは、大変だけど生きがいもやりがいも感じられるものなのではないだろうか。弟妹たちもいつまでも幼いわけではない。彼らが就職して定収入が得られるようになれば、レイカは何もしなくてよくなるし、今度は彼らがレイカに恩を返してくれるのではないか。あと数年頑張ればいいのだ。なかなか楽しみな未来が待っているように思えるが。

ってマジレスするようなものではないのだが。