「コメディドラマでENGLISH」による勉強では、会話表現を中心とするリスニングやスピーキング力をつけるのにはよいが、読解や文法面はプライオリティは下がる。しかし、こちらも疎かにはできないので、英語の文章を読む練習の必要性は当初から感じていた。しかし、以前取り組んでいた「英語総合問題のトレーニング」は歯ごたえがあり過ぎて気軽にはできない。
以前も紹介した「電通大1年生に1日1時間の英語学習を勧める根拠」からは、勉強時間が決定的に足りないことを実感させられたが、もうひとつ、中学文法に穴があるのかも? ということも気になった。
大学受験の時、英語の成績は必ずしも悪くなかったが、穴はたくさんあり、また受験後に一切の勉強をやめてしまったことから、この時身に付けたはずのことがわからなくなっていることは実感していた。一方、中学生の時は英語は得意中の得意科目で、高校入試も恐らく満点が取れていたものと思われる。また、中学卒業後も大学受験まで勉強は継続していたことから、中学英語に問題があるとは考えていなかったが、基礎が揺らいでいるために砂上の楼閣になっている可能性はある、と思い、この際高校受験問題にトライしてみることにした。
たまたま書店で目についた「高校入試 英語長文問題精講」を手に取ってみると、装丁がきれいで読みやすいことに好感を持った。内容は、英文自体は確かにさほど難解なものではなく、最初の20行ぐらい立ち読みした限りでもだいたい内容が頭に入ってきたが、ざっと400〜500語の長文を読んで設問に応える形式になっており、分量的にはそれなりに歯ごたえがある。決して馬鹿にするほど簡単でもない。というわけでさっそく買ってきた。
第一問、確かに辞書なしでも読んで意味は理解できた。しかし設問3問のうち1問を間違えてしまった。正解を知ってみればなんてことのない文法問題だったことにショックを受けている。問題は10分少々でできたが、復習に30分以上かける。
これを、8月末までを目標に一冊仕上げ、それが終わったら高校1年生用の問題集を買ってこよう。
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2004/06
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 3回
- この商品を含むブログを見る
過去記事
- 英語の勉強で大切なこと(2012/07/02)