恐れず侮らず

英語の勉強を始めましょう

英語の能力評価は、TOEICよりGTEC

TOEICを受けてみたらという方がおり、自分としてもここいらで一回受けてみようかと思わなくもないが、二の足を踏むものがある。理由は、

  1. 申し込みの手続きが面倒
  2. 受検してから結果が出るまで時間がかかる
  3. 一日がかりであり、かなり時間を取られる
  4. リスニングとリーディングだけで英語力が評価できるのか疑問がある
  5. 試験方式はかなり癖があり、受けるならきちんと対策をして臨む必要がある、が、現状ではTOEIC対策までやっている余裕はない

など、挙げればきりがないが、一度受けた時の厭な印象が拭えないのだ。それに比べてGTECのprosと思えるのは、

  1. 申し込みが簡単。ランゲージセンターへ直接行って予約すればよく、スケジュールに空きがあれば翌日でも受検できる
  2. 最短3日から長くても10日で結果が出る
  3. 受検時間は約80分。前後の説明やアンケートなどを含めても2時間はかからない。会社帰りに受検することも可能
  4. リスニング、リーディングの他、ライティング、スピーキングもすべて試される
  5. 結果のレポートがかなりていねい

などだ。もっとも、consもある。

  1. 費用がかかる。TOEICは5,985円だが、GTECは9,450円
  2. 定期的に受検すれば、自分の進化の度合いは測れるが、ポピュラーなものではないため、他人との比較はまずできないし、自己のレベルを客観的に評価することも難しい
  3. TOEICのように書店に行けばずらりと対策本が並んでいる、というわけにはいかず、準備らしい準備はできない
  4. Berlitzの教室の受講を強く薦められる

2は、ベネッセ側で資料を作成し公開してくれればいいのにな、と思う。3は、準備しない方が本当の意味での「実力評価」になる、と思わなくもないが、準備すること自体が英語の勉強になることを考えると、ベネッセ側がそうした問題集を作成し販売してもいいのに。(もしかして僕が知らないだけで、既にあるのだろうか?)

4は……しょうがないか、それが商売だから。ただ、クラスを売るためのツールとしてとらえるのではなく、GTEC自体が気軽に受けられる実力評価試験として、もっと広まってもいいのに、という気はする。ささやかではあるが、このブログでもそれを提案しておこう。

というわけで、今日受けてきた。最初のリスニングで、いきなりThe door is ajar.と5月に「5分間トレーニング」でやったフレーズが出てくる。幸先いいな、と思ったが、その後はどんどん問題が難しくなり、ほとんど回答できず。昨年より悪いということはないと思うが、昨年から全然変わっていないのではないか。手応えとしてはそんな印象で、結構気分は盛り下がっている。