NHKでは英語講座に関し、視聴者の英語力を5段階に分け、各番組の難易度がどの程度かを表示している。一応ランク1が中学一年生程度、2が中学2年生、3が中学3年生、4が高校、5が高校卒業以上ということになっているが、実際にはかなり曖昧である。
そうしたら、自分の力がどのランクかが分かる「英語力測定テスト」というのがあったので、さっそくやってみた。
基礎編と応用編の2種類あり、ともに、文法問題5問、会話・表現問題5問、リスニング問題5問の合計15問、150点満点のテストであり、15分程度で終えられることになっている。
21日、基礎編にトライしてみたところ、約10分で終了、150点だった。1060人中1位。比較的やさしい問題で、だいたいできたとの手応えはあったが、満点とは思わなかった。130点以上はレベル4との判定だが、それは少し甘い気がする……
テストはエネルギーを使うため、日を改め、22日、今度は応用編にトライ。さすがに基礎編よりは難しい。問題文も二度、三度読まないと意味が取れない。15〜16分ほどかかり、120点だった。673人中96位。120点以上はレベル4〜5との判定だが……
思ったより高得点で自分でも意外。特にリスニング問題で全問正答だったのは驚いた。基礎編のリスニングはだいたい聞き取れたけど、応用編ではところどころ――問題によっては大部分――が聞き取れず、聞き取れたキーワードから文意を想像し7〜8割くらいの確信で解答したからだ。語学はそういうものかも知れないが。文法問題は2問間違えたが、ひとつは連語の意味を正確に知っていなかったから、ひとつは現在形と現在完了形の区別がきちんとできていなかった、ひとつは仮定法（叙想法）が見抜けなかった、と言い訳できない間違い。確かに、今のやり方だと文法面の強化はあまりはかれないかも。
ところで、基礎編・応用編とも、リスニング問題における日本語の発音がすごーく変。ネイティブじゃない人なのか？ それとも機械音声か何かか？ 発音が下手なのはいいのだけど、妙に甲高い声で生意気な喋り方をするため、結構むかつく（笑）。
