evangelistは「伝道者」の意味で、本来は聖書の福音書の著者(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)を指す(後者の場合は頭文字を大文字にするのが通例)。
昔、(パソコンの)Macintoshが大好きで、周囲の人にも「Macはいいよ、お前もMacを買えよ」などと、アップルに頼まれもしないのに宣伝して回っているようなコアなファンは「エバンジェリスト」と呼ばれていた。
近年、マイクロソフトでは、実際にそういうタイトルを創設した。自社製品の普及に努める役目を負っている、ということだろうから、従来ならマーケティング・プロモーションとか広報とかいうことになるのだろうが、もっと技術寄りのイメージである。
これは宗教とは何の関係のない使い方だ。もっとも、Macエバンジェリストの熱心さは宗教的だと揶揄されたこともあるけど。もちろん僕もエバンジェリストだった。「キューハチなんか使っていると、死後、裁きにあいますよ」なんて言ってまわっていたから。
付記(2010/07/31)
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